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ラミネート加工
ラミネートには2種類の加工方法があります。

プリントラミネート
ロール状のプラスチックフイルムに接着剤をコーティングし(リバースコート)、赤外線ヒーター・熱風との組合せにより乾燥し、枚葉印刷物と連続的に熱シリンダーで加熱、圧着させて貼り合わせる加工方法。接着剤コーティング、乾燥、貼り合わせ、接着剤硬化の4工程で構成されます。

サーマルラミネーション
熱と圧力をかけるだけでラミネートする方法。 
あらかじめ接着性樹脂をコートした熱圧着で接着性を有するフイルムを熱圧着により貼り合せる方法。 貼り合わせ、接着剤硬化の2工程で構成されます。



<フイルムの種類> <特徴> <加工例>
P.P.フイルム 光沢、強靭性に優れる 表紙、カバー、パッケージ
塩ビフイルム 光沢、強靭性に優れ、弾力があり製函時の糊付け可能 カタログ、化粧品箱窓
ポリエステルフイルム(PET) 光沢、耐熱性、強靭性に優れる レトルト食品
硬質塩ビ 硬さ、光沢、強靭性に優れる 下敷き、クレジットカード

<加工トラブル防止のワンポイント>
・咥尻に重なり部分の“すじ”発生
ラミネート時、刷本の咥尻と咥えを約15m/m重ねた状態でフイルムを加熱、加圧する為、用紙の種類、インキ色により、重なり部分の幅で(この場合は15m/m)咥尻に“すじ”が発生することがあります。 加工の工夫により回避出来るものでは無いので、最初から咥尻に余分に白地を取るよう印刷レイアウトの考慮が必要です。

<機械設備>
機械名称 最大紙寸法 最小紙寸法
PPラミネート機 1100x1091mm 364x257mm
PPラミネート機 1091x788 545x394
窓貼PPラミネート機 1091x788 545x394
プレコートフィルムラミネート機 1091x788 270x200




<ラミネート加工(接着剤塗布方式)>
塗布   塗布→乾燥
     
 
加圧   圧着
     
   
平判にカット    

<窓貼加工>
塗布(刷本に)   乾燥
     
 
圧着   枚葉にカット


<サーマルラミネート加工>
給紙   加圧
     
 
圧着   枚葉にカット
     
   
排紙    





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